鍼灸師国家試験勉強方法②
こんにちは、気まぐれ鍼灸師です。
ぐずついた天気が続きますが、今日も皆さんへ良い情報をお届けできたらと思います。
今回は試験に向けての私なりの勉強法をお伝えしていきます。
そもそも鍼灸師の国家試験って何を勉強するの?
鍼灸師・あん摩マッサージ師の資格を取るためには、まず大学・専門学校で行われるテストに合格して卒業しなくてはいけません。
そのテストなんですが目が飛び出すくらいの量で、1回のテストで多い時は10教科を超える時もあります。
ちなみに鍼灸師の教科数は以下の15教科です。
医療概論(医学史を除く。)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、はり理論、灸理論、東洋医学臨床論
どうですか?これを3年間で勉強します。
とてつもなく膨大な量ですが中には簡単な教科もあって難易度が高い教科は5〜6教科くらいなんです笑
何から手をつけてよいかわからない。
学校に通われている方は一度は経験するとは思うのですが、テスト前は何から手を付けてよいかわからなくなります。
そして、覚えたら忘れてを何百回繰り返します。ですが、勉強する順番さえ間違えなければ以外とスムーズに勉強できると私は思います。
その勉強する順番なんですが、
①解剖学
②生理学
③臨床医学各論
④経絡経穴概論
この順番で勉強していば以外と楽に覚えられるのではないかと思います。
残りの教科はどの順番で勉強しても変わらないと思っています。
ではその理由を解説していきたいと思います。
①解剖学
たぶん学生で人気ワースト1に入るのではないでしょうか笑
この解剖を始めに勉強する理由はどの教科の基礎にもなるからです。
なんなら、解剖さえマスターしてしまえば全体の半分は勉強が終わったと言ってもいいくらいのウエイトをしめます。
なぜなら、どの教科も解剖がわかっていないと何を言っているのか全くわかりません笑
逆を言えば、解剖さえ分かっていれば問題が分からなくても単語の雰囲気でどうにかなります笑
なので、最初に解剖を勉強するのを私はオススメします。
②生理学
こちらも学生からは人気が少ない教科の1つですね笑
なぜかというと、言っていることが難しすぎて分からないんです。
分かりやすく説明すると解剖学は単語を覚える勉強で、生理学は単語意味を勉強します、ただ、みんなが失敗する原因は解剖学の知識がないまま生理学を勉強してしまいがちです。
生理学は解剖学で学んだ単語があっての教科なので、まずは解剖学をしっかり勉強してから生理学を勉強するのを強くオススメします。
③臨床医学各論学
この教科もクセの強い教科であって、この資格では問題数が一番多い教科になっています。
一見大変そうに見えますが、解剖学や生理学よりは取っ掛かりやすい教科だと私は思います。なぜなら、学ぶ疾患が身近にあるものばかりなんです。
つまり、イメージしやすい教科であって覚えやすいんです。ただ、これも解剖学・生理学があってのことなのでこの教科だけ勉強しようとすると必ず失敗します。
④経絡経穴概論
東洋医学の勉強でこの教科が私は一番嫌いでした。苦手にしている人も多いのではないでしょうか?
ただこれも解剖学がしっかりと勉強できていれば、経穴の場所がしっかりイメージできると思います。経穴だけをひたすらやっても以外とうまくいきません。解剖学と平行して勉強することをお勧めします。
どうでしょうか?勉強につまづいた時の参考になれば嬉しいです。
今後は各教科の勉強方法をお伝えしていく予定なので、そちらも参考にしていただければと思います!
テストの点数を上げるには・・・
こんにちは、気まぐれ鍼灸師です。
本日は関東もいよいよ梅雨入りしましたね〜。雨が多いと気分も晴れず、勉強もなかなか進みませね。
そんな時に勉強に役立つグッズをご紹介したいと思います!
今回ご紹介するのは、私が実際に国家試験まで使用してとても便利だなと思ったので、国家試験に限らず、何かの勉強の時に是非一度使ってみてください。それではどうぞ!
<勉強便利グッズ>
① 穴あけパンチ
見た方もいらっしゃるとは思うのですが、すごく便利なんですよ!
何が便利かというと、授業では配られるプリントやノートってB5が主流なんです。
なので、これがあればプリントとノートを一緒にまとめることができるんです!
また、リングが26穴のファイルってかなり種類があってオシャレなので、ファイリングするたびにモチベーションが上がってくれるのも嬉しいポイントです。
成績が良い人、勉強が上手な人に共通して言えるのは資料の整理整頓がすごく上手なんじゃないかと思っています。
私も以前はクリアファイルや教科書に挟んでしまって、結局くしゃくしゃになったり失くしたりしていました。つまり...
プリントを適当にしまう→プリント失くす→勉強のやる気失くす→点数下がる
こんな感じで負の連鎖になっていました。
しかし、この穴あけパンチを使ってからは、
ファイリング→読むとき&探す時が楽→勉強の効率アップ→点数上がる
こんな感じになって、結果的には点数が大幅に上がりました。
勉強は覚えたり理解するだけではなくて、整理整頓も勉強のうちではないかと思っています。
②壁掛けファイル
続いて紹介するのはこの壁掛けファイルです。
プリントや資料をもらったら、そのままどこかのファイルへ適当にしまいがちな人にオススメです!
これのすごいところは、壁掛けファイルなのに持ち運べちゃうところなんです!
すごくないですか!?
これを買った時は本当に衝撃でした笑
授業でもらったプリントをしまっておいて、いざ勉強する時にそのまま壁かければいちいち机の上に広げなくても済むんです。
またファイルごとに名前も書けるのでそのまま整理もできちゃう優れもの!
もしよろしければ是非一度使ってみてください。
今回紹介したのは2つばかりですが、2つとも勉強する時にすごく助けてくれるグッズです。勉強が楽しくない、辛いと思った時にちょっとした変化をつけてあげることで以外とモチベーションが上がったりします。
もし、今がその時であればちょっと試してみてはいかがでしょうか?
はり師・きゅう師国家試の験勉強法
こんにちは、気まぐれ鍼灸師です。
今日は仕事と両立して国家試験に合格した勉強法をご紹介していきます。
ちなみに私は中学、高校と勉強の成績はあまり良い方ではなく、赤点もギリギリならないレベルでした。そんな私の専門学校での成績はというと...
平均80点をキープしていました!(他の人から比べれば低いですが、私なりにがんばった!)
これは専門学校1年生の時に行われた大事な試験の結果で、60点を下回ると不合格となり留年が決まってしまうのです。
ですが私は余裕を持って進級することができました。しかも、1日約2時間くらいの勉強量です。これにはちょっとしたコツが2つほどあります。これを今日は包み隠さずにお教えしたいと思います!
<1日時間の勉強方法>
①勉強の計画を立てること
これはすごく大事なことで、私が勉強する上で暗記するよりも大切なことだと考えています。
私は勉強する教科が決まったら試験当日までの日数を計算します。そして、勉強する教科ごとにどれくらいの日数が必要かを予想して何日にどの教科を勉強するか決めてしまいます。
要は試験当日までの時間割を作ってしまいます!
こうすることで、試験前の無駄な焦りが嘘のようになくなります!
一見単純なように見えますが、試験で不合格になる人が声を揃えて言う台詞は「もっと早く勉強すればよかった」です。
皆さんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?もちろん私はありますが、試験前に計画を立て始めてから嘘のように成績が上がりました!
②スマホの写真を利用する
え??写真で何摂るの??
と思ったのではないでしょうか?笑
実は勉強でまとめたノートをひたすら撮っていました。
私は仕事をしながらの勉強でしたので、やはり勉強時間の絶対数がとても少なかったのです。そして、勉強しているとどうしても覚えられない、何回も間違える単語や内容が出てくるんです。
もともと少ない勉強時間で更に覚えられない単語もでてきて、それが1教科なら良いのですが、現実は甘くありません...、多い時で10教科を超える時もあります。
その時役に立ったのがスマホの写真でした。
どうしても覚えられない単語や内容が書いてあるページをスマホで撮って通学時間や隙間時間に見るようにしました。すると、今まで覚えられなかったのが嘘のように頭に入ってきました。(これ本当なんです...笑)
しかも撮った写真を見返すと自分の苦手な部分しか映ってないので、試験当日に写真を見返すだけで苦手分野を復習できてしまいます!
しかもピンポイントで!!!
これは、自分がやって本当に効果があった勉強方法なので成績が伸び悩んだり、何をして良いかわからない場合は是非一度試してみてください!
これで、少しでもお力になれれば幸いです。
※勉強方法には人それぞれ合う合わないがあるので必ず成績が上がる保証はありません。
鍼灸師の国家試験はむずかしい??
初めまして!気まぐれ鍼灸師です。
私は現在整骨院の先生として日々患者と向き合っています!その中でよく「先生にはどうやったらなれるの?」などの声が多かったのでここでご紹介したいと思います。
まず私がどのような人物なのかをご紹介したいと思います。
現在私は4つの国家資格を持っています。
②鍼師
③灸師
(実は鍼と灸は別々の国家資格なんです笑)
このどれかの資格を持っていれば誰でも整骨院の先生になれます!
ちなみに私が最初に取得したのは柔道整復師です。
その後鍼、灸、あん摩マッサージ師の資格を働きながら取得しました!
働きながら国家資格の勉強ができるか不安、仕事しながらの両立が難しい、子育てしながら勉強ができるのかな...と思われている方も多いと思いますが、実際は普通に学校を卒業できるレベルであれば誰でも合格できます!
合格率にもカラクリがあり↓が2019年に実施された国家試験受験者と合格率です。
<はり師>
受験者数:4,861名
合格者数:3,712名
★合格率:76.4%
<きゅう師>
受験者数:4,655名
合格者数:3,656名
★合格率:78.5%
<柔道整復師>
受験者数:6,164名
合格者数:4,054名
★合格率:65.8%
一見合格率が高そうには見えないのですが実は去年、一昨年に不合格になった受験者も数に加わっているのです!そして現役の合格率はこの数字より遥かに高いです!
↓これが実際に働きながら受験した国家試験です!
余裕の合格でした!笑
じゃあ、毎日どんな生活をして勉強していたかというと...
7:30起床
8:00出勤
8:30-12:00仕事
通学1時間
13:30-16:40授業
通学1時間
18:00-20:00仕事
20:30帰宅
21:00-22:00夕食&お風呂
22:00-24:00勉強
00:30就寝
こんな感じです。
まともに勉強しているのは約2時間くらいですが、それでも何とかなります!
実際に私が通っていた専門学校は高卒の人から主婦、定年退職した人など様々でした。
特に驚いたのが平均年齢です。私の学年は下が18歳、最高年齢はなんと63歳でした!
そして63歳の人も無事国家試験に合格していました!
その年によって合格率は多少違いますが、現役での合格率は毎年高いと言われています。整骨院の先生に興味がある...学校に行きたいけど勉強が...仕事の両立ができるかな...など考えているならば是非チャレンジしてみてはどうでしょうか??
治療して感謝されるお仕事はとてもやりがいがありますよ!